チケット

第46回日本ハンドボールリーグVS 琉球コラソン

2021

08.28

13:00~

AWAY

枇杷島スポーツセンター

大同特殊鋼

試合開始前

琉球コラソン

琉球コラソン

会場

AWAY

枇杷島スポーツセンター

開幕戦の相手は黄(ファン)新監督を迎え新体制となった琉球コラソン。昨シーズンは2戦2勝と相性の良い相手だが、浮き足立つことなくフェニックスらしいハンドボールを展開し、確実に勝利したいところ。

試合開始早々、ルーズボールを相手に拾われ先制点を奪われる。しかし、小澤が積極的に打ち込んだロングシュートのリバウンドを藤江が冷静にねじ込み、前半3分で1-1と互角の立ち上がりを見せる。ここから、セットオフェンスではゴールキーパーを下げた7人攻撃を仕掛け、ディフェンスでは激しい接触で相手を追い込んでゴールキーパー堀田と連携するなどリスムを掴み、6分に4-1と3点のリードを奪う。そのままリードを広げたいフェニックスだったが、ノーマークチャンスを相手ゴールキーパーに阻まれるなど得点を伸ばせず、20分に8-8と同点に追いつかれる。その後は両チームのゴールキーパーが好セーブで試合を引き締め、ロースコアのまま一進一退の展開が続く。再び試合が動いたのは27分過ぎ、11-11と同点の場面で相手に退場者が出てチャンスを迎えるが、ここでもシュートミスから2連続で失点し11-13の2点ビハインドで前半を折り返した。

後半開始早々、杉本のサイドシュート、小澤のカットイン、中田の速攻で3連続得点を挙げ、14-13と一気に逆転に成功する。その後はゴールキーパー堀田が再三の好セーブでチームのムードを高め、コートプレイヤーもこれに応えるように得点を重ね、後半10分に19-15と4点のリードを奪う。流れを掴んだフェニックスは、ここからもゴールキーパー堀田を中心とした堅いディフェンスを軸にさらにギアを上げ、18分に24-17とリードを7点に広げる。その後も得意の堅守速攻を軸に、サイド、ロング、ポストとバランスよく得点を重ね、31-22の9点差で開幕戦勝利を収めた。

開幕戦ということもあり、前半は硬さからシュートミスが目立ったものの、後半はフェニックスの持ち味である堅守速攻の形がしっかりと機能し勝利を掴んだ。次戦の相手は、移籍選手の獲得を通じ大型補強を行ったジークスター東京。個人能力が高く、どこからでも得点を取ることができる相手のオフェンスをどれだけ守ることができるかが鍵となるため、トレーニングでしっかり詰めて試合に臨みたい。

一致団結し、60分間戦い抜いた

PICK UP選手

堀田選手

好セーブが光った

ディフェンスとの連携が取れ、失点を最小限に抑えることができました。この結果に満足することなく、今後も安定したキーピングができるように、次戦に向けてしっかり準備したいと思います。

中田選手

チーム最多得点で勝利に貢献

開幕戦で勝利することができ、良かったです。この試合で出た課題を次戦のジークスター戦に向けて修正し、開幕2連勝できるように頑張ります。